2004 11 バージンエッセー

 ホームページを開設いたします。そして初めてのエッセイです。なにぶんバージンエッセ-なもので、 駄文につき、失礼します。

 正直な話、僕はIT関連全般が苦手で、家にパソコンもつないでません。理由は特に必要を感じなかったからですが、もっと言えば、ITとかいうのは結局モノを作りだす訳じゃなく、単に効率よくするに過ぎないんじゃないか?という疑問、また、かつてコンピューター愛好者はオタクと揶揄された時代もあったくせに今やトップランナー?という反感、さらに言えば、デジタルという技術は本物であるアナログにどこまで近づけるかを、信号に置き換え究めることらしいと聞くし、つまるところ偽物さ!という批判等が挙げられますが、この疑問反感批判はより一層正直な話、それらを装った言い訳の部分も大いにあって、もう白状してしまえば、最新テクノロジー不得意の一番の理由は、勉強するのが面倒だったという、怠けた自分でありました。

 気を取り直し、怠惰な自分を戒める意味も込め、人類のテクノロジーの発達の素晴らしさについて、すごく大きな視点から考えてみたいと思います。まず火の使用、そして農耕牧畜、すごく略します、携帯電話、電子メール。こういった技術の発明の歴史において、はじめてその新しさに触れたときの、便利だ!進歩だ!という感動は、古代人も現代人も、例えばジャワ原人もJava?使う人も変わりないかもしれません。

 インターネットへHPがつながり、鉄器を見た石器人よろしく、僕も大げさに感動したいですが、前述の通り家にパソコンがなく、マン喫にて見て歓喜に至ろうかと思います。ちなみに HP作成は劇団メンバーのNさんで、この文章もアップしてもらうのですが、Nさんの家が割と遠く、携帯で文をメールするには字数が多く、ファックスしたくてもNさんファックス持ってなく、結局手紙のように郵送し、 早速この駄文をめぐって平成から昭和へと、テクノロジーを 逆行してしまいました。