第1回公演 「他人の手」 2001年5月11日〜5月13日 荻窪 アールヴィゴ |
■CAST・スタッフ
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■ご挨拶
会社を辞め、住んでいた社員寮を出ていく時、そこの管理人さんに「ちょっとぐらいブラブラしても人生大丈夫だよ。」と言われました。その後、建設現場でバイトをし、きつかったので辞めた時、ガッツ石松にあこがれていた元ボクサーの職長さんに「いい人間になれ、そうすれば、そのオーラでやっていける。」とガッツっぽい事を言われました。その後、築地でバイトをし、朝がつらいので辞めた時、借金返済のため、長年そこでバイトをしている自称テディベア職人の人は、僕の手をとり、ものすごい握力で握手をしてきて、手を痛がる僕を見て喜びながら、「困ったことがあったら、いつでも言って来い。」と言いました(連絡先は知りません)。これらの言葉に感動した訳では別になく、また、この人たちに特に会いたい訳ではないのですが、なんか覚えているのは、これらの人たちが、「俺とお前は他人で別のところへ行く、だからこそ頑張って欲しい。」と言ってくれたような気がするからです。