第4回公演 「パーク カモシダ」

 2004年6月3日〜6月6日

 高円寺明石スタジオ

■CAST・スタッフ

【作・演出】 村田 与志行
【出演】 伊志嶺 直樹
      川崎 桜
      鈴木 まひる
      高田 智之
      田辺 麻美
      津田 尊成
      ドロレス・ヘンダーソン
      奈良原 博子
      福永 光宏
      古川 直美
      桝田 英主
      村田 与志行
      山田 靖朗
   
【照明】 関塚 千鶴(ライオン・パーマ)

【音響】 みづの かえる

【舞台美術】 泉 真
【絶滅(危惧)種の動物昆虫のオブジェ】 
好宮温太郎
【装束製作・パンフイラスト】 山田 靖朗
【ビデオ撮影】 仁志原 亮
【宣伝美術】 土谷 朋子(Citron Works)

■ご挨拶

・・・・・・・二千四年の正月は、帰省しようと思い立ち、出発日時は混雑を避け、元日午前中に決め、大晦日の夜暇になり、飲酒テレビ鑑賞で過ごし、元横綱と通称野獣の、外人同士の戦い始まり、聞けば横綱練習期間、僅か数箇月の間に合わせで、当然試合になっておらず、これなら無名のボクサーの、白熱戦が格上で、元横綱の女房の、涙でいよいよ興も醒めたが、人間離れのぶつかり合いに、皿にした目は認めざるを得ず、チャンネル変えれば芸能人が、高級肉を皆で食し、様々な形容詞や比喩で、味の感想述べ合ったり、丁々発止のアドリブで、番組いみじく盛り上げたり、かりに自分があの場にいたなら、貝になること確信し、その折メールを携帯受信、予想通りの猥褻文書で、「見て見て写真18禁」、迷惑千万この携帯は、画像も悪いし消去して、《格闘見物美食三昧、変態性欲ご案内、これらは古代ローマ帝国、滅亡前の貪婪さながら》、たまさか読んだ雑誌の記事の、社会批判を思い出し、でも心配は帰省のことで、就職のために上京したくせ、勤めた会社はアッサリ辞めて、爾来いわゆるフリーター族、低所得税に保険滞納、景気の足をひっぱる種族に、所属の件をしかられそうで、帰郷することためらい続け、このたび子連れの妹の、里帰りの由聞きつけて、しばらく振りの顔見せで、それは甥っ子可愛さではなく、手を焼く幼児がいるならば、将来めぐり家族と向き合う、時間の消滅を期待して、だけどおそらくそれも杞憂で、青年終えた壮年期に、将来未来夢進路、言葉の選択不適切、生活現実小借金、畢竟自身の問題であり、この問題を反対から解き、不安定ゆえに自分を見つめる、人生の深入りとてらったところで、この入り方は正解なのか?、テレビを消して飲みつつ熟考、酔いがまわってどうでもよくなり、そうして年を越しました。