第6回公演 「バー ハイレ」

 2005年11月17日〜11月20日

 シアター風姿花伝                    舞台写真

■CAST・スタッフ

【作・演出】 村田 与志行
【出演】 川崎 桜
      斉藤 正恵
      鈴木 芳
      高田 智之
      田中 嘉治郎(リボルブ方式)
      津田 タカシゲ
      中尾 祥絵(タテヨコ企画)
      奈良原 博子

      羽場 万里子

      春山 剛
      古川 直美
      増田 英敏
      村田 与志行
      森川 佳紀(サニーサイドウォーカー)
【照明】 関塚 千鶴(ライオン・パーマ)

【音響】 みづの かえる

【舞台美術】 泉 真
【舞台監督】 春山 剛
【“ユダの獅子王”のオブジェ】 好宮温太郎
(タテヨコ企画)
【宣伝美術】 土谷 朋子(Citron Works)
【写真撮影】 村田 まゆ
【制作】 奈良原 博子

 

■ご挨拶
当たり前ですが、何をやるにも体調管理は大事であります。むかし読んだ話で、小説だかエッセイだか忘れましたが、一人暮らしの孤独で貧乏な男が風邪を引き、高熱にうなされて人恋しくなり、いつもは逃げ回っている借金取りの訪れを待ち焦がれるという話がありまして、その結末も忘れたのですが、僕も最近、高熱で何日かうなされた時、一人の心細さに猛烈に襲われ、普段は思い出さない人の顔が浮かんだり、生理的に受け付けなかったはずのテレビタレントの番組に見入ったり、看護婦さんの幻覚を見てしまったりして、そのうち子供の頃を思い出し、小学校の給食の時間に牛乳を早飲み競争してむせて、鼻から牛乳を吹き出して、先生に叱られ体罰を受けたあの時の事、プール開きの日にプールでお腹を冷やしてしまい、大を失禁してそばにいた女子が悲鳴をあげたあの時の事、これらの様なトラウマに近いはずの出来事までしみじみ懐かしみ思い出しつつ、熱が引くまで苦しみました。というわけで、看病してくれる人のいない方は特に、体調管理にお気を付けください。