第1回公演 「他人の手」
2001年5月11日~5月13日
荻窪 アールヴィゴ
【作・演出】 村田 与志行
【出演】 河本 龍二 斉藤 正恵
田中 嘉治郎(リボルブ方式)
中野 紀子(KAKUTA)
奈良原 博子 古川 直美
増田 英敏 村田 与志行
【照明】 金高 宗一・永井 若菜
【音響】 井川 佳代
【舞台監督】 川村 彰
【舞台監督助手】 栗山 佳代子
【鳥のオブジェ製作】 好宮 温太郎
【宣伝美術】
土谷 朋子(エレクトラ・オーバードライブ)
【イラスト】 ナカザワ
【ポスター製作】 かすやなみ
【選曲・音作り】 田中君(リボルブ運送)
【道具・その他協力】
じょじ伊東・からす新聞社
【製作協力】 平良 勲(CAB DRIVER)
【企画制作】
河本龍二・奈良原博子・村田与志行
ご挨拶
会社を辞め、住んでいた社員寮を出ていく時、そこの管理人さんに「ちょっとぐらいブラブラしても人生大丈夫だよ。」と言われました。その後、建設現場でバイトをし、きつかったので辞めた時、ガッツ石松にあこがれていた元ボクサーの職長さんに「いい人間になれ、そうすれば、そのオーラでやっていける。」とガッツっぽい事を言われました。その後、築地でバイトをし、朝がつらいので辞めた時、借金返済のため、長年そこでバイトをしている自称テディベア職人の人は、僕の手をとり、ものすごい握力で握手をしてきて、手を痛がる僕を見て喜びながら、「困ったことがあったら、いつでも言って来い。」と言いました(連絡先は知りません)。これらの言葉に感動した訳では別になく、また、この人たちに特に会いたい訳ではないのですが、なんか覚えているのは、これらの人たちが、「俺とお前は他人で別のところへ行く、だからこそ頑張って欲しい。」と言ってくれたような気がするからです。