第8回公演 「アフター・ザンギリヘッド」
2007年4月4日~4月8日
下北沢「劇」小劇場
【作・演出】 村田 与志行
【出演】 川崎 桜
杉谷 順也(東京Ne+wS)
鈴木 芳 関藤 隆治
関根 涼子(ロスリスバーガー)
高田 智之
高屋 七海(boku-makuhari)
津田 タカシゲ
中尾 祥絵(タテヨコ企画)
広瀬 貴史(tecconick)
古川 直美 村田 与志行
夕起 ゆきお 渡辺 順
【照明】 関塚 千鶴(ライオン・パーマ)
【音響】宮崎 淳子((有)サウンドウィーズ)
【舞台美術】 泉 真
【舞台監督】 大槻 めぐみ
【オブジェ】 好宮 温太郎(タテヨコ企画)
【宣伝美術】 KOJOPOM
【制作】 ボタタナエラー
ご挨拶
先日電車に乗ってましたら、そばにいた女子学生が携帯でデカめの声で電話していて、その会話の中で「ググる」という意味不明の言葉が出てきまして、何かと思って聞いていたところ、その言葉を「それ分かんねんならググりゃいいじゃん」とか「ググッたらヒットするっしょ」といった風に使っていて、どうやら「Googleで検索をする」という意味であるらしい事が分かりました。このように今、分からないものはググッて調べる、手軽で便利な世の中と言えまして、僕も時折ググる訳ですが、だけどネットの世界は色んなページが並列にならんでいて、どうでもいい事やウソ情報も入り交じったりしているので、ググッてみればググるほど、よく分からなくなる時もあります。前述のマナー悪目の学生さんも「あれググッたら超ヒットし過ぎで、逆によく分かんねんだよ」と言ってましたし、結局よく分からないものは、分からないのかもしれません。現代は文明の利器により、便利な世の中になった訳ですが、しかしその利器によって、世の中自体が分かりやすくなった訳でも、ないのだろうという気がします。